プロの英語専門講師が教える少人数／個別指導 受験英語専門塾H.I.S（福井市若杉町）

中学生の時はできたのに…

「中学の時はできたのに、高校に入ってから英語の点数が悪くなった…」

　私は30年近く高校生や浪人生に英語を教えていますが、しばしばこのような相談を受けます。無論、中には高校生になっても相変わらず勉強は得意で、なお上のレベルを目指して(大学受験を意識して)当塾に来られる生徒さんもいます。しかし、大半は高校での授業に徐々についていけなくなり「このままではいけない」と焦りを感じている人たちなのです。

高校英語は難しいわけではないけれど…

　高校で学ぶ英語そのものが、中学時代と比べて特に難しくなったわけではありません。実際、体験授業でていねいに文法を説明してあげるとほとんどの人たちはしっかり理解してくれます。それにもかかわらず、定期テストや模試等では納得のいく点数が取れず、困り果てている人たちがたくさんいるのは一体なぜでしょうか。

彼らが高得点を取れない最大の理由は…

① 学習範囲が中学時代よりかなり広い
② 短期間で授業内容が次々に先に進む
③ 結果的に「表面的な理解」に終わる
④ 学習内容を確実に定着させられない

からなのです。
 

成績上昇のきっかけをつかめない！

　中学の時は単語も文法も学習範囲はそれほど広くはありません。授業も教科書の解説というよりは、むしろグループ・ディスカッションや映像視聴、あるいは時にゲームなどを通じて「英語に慣れ親しむ」ことに重点を置いています。

　しかし、高校英語はそうではありません。大学受験や英検に必要とされる、中学時代の何倍もの単語や文法理論が毎日次から次へと目の前に現れ、授業中に｢なるほど！｣と実感できる機会がほとんどないまま、あっという間にテキストは進んでいくのです。従って、多岐にわたる学習項目を単に詰め込み学習するだけでは、すぐに頭がパンク状態になってしまいます。

　高校英語・大学受験英語を確実に身につけるためには、もっと効率的なやり方があるのです。
 

効果的な英語学習法とは

　これまで数千人に及ぶ高校生や大学受験生を指導してきた私が、いわば｢体験談｣的に言わせていただくとすれば、効果的に英語力を伸ばすためのプロセスは間違いなく次の通りです。
　
① 単熟語、文法は ｢暗記か理解か？」をまず区別する (これは私の仕事です)。

② 暗記は月単位でペースを考え、理解項目は複数の例文中で多面的に把握する。

③ 理解項目の延長線上にある発展的事項は、極力その時まとめて網羅してしまう。

④ 文脈理解を補助する背景知識の獲得に努める（私が様々な分野の話を致します)。

⑤ 知識定着確認のためのチェックシートを活用する (私がご用意致します)。

　もちろんこの①～⑤の過程の中に「学ぶ楽しみ」がなければならないことは言うまでもありません。そして、その楽しみとは「将来自分がつきたい職業のイメージ」や「講師への親しみ」と表裏一体のものであり、これらを生徒の胸の内に喚起させることも私の重要な仕事の一部なのです。

　私自身、幼い頃は英語と全く縁のない純日本人の家庭に育ち、事実、中学の初めのころはそれほど英語が得意ではありませんでした。高校時代も塾に通った経験はなく、英語は四苦八苦しながらいろいろ自分でやり方を考えて、ほぼ独学で勉強していました。

　しかし、結果的にそれが今こうして私が英語を教える上で「どういう言葉で説明すれば生徒が理解しやすいか」｢何にたとえたら印象深く覚えてくれるのか｣「難関大学志望者には何を優先して教えておくべきか」についての大きなヒントを与えてくれているのです。これらは予備校講師として長年教えてきた私の無形の財産といってもよいものです。

　ごあいさつのところでも申し上げましたが、高校英語や大学入試英語で困っている高校生のみなさん、あるいは早い時期から東大や京大などの難関大対策をしたいという生徒さんたちに、少しでも効果的な英語攻略法を伝授できればという思いで私はこのH.I.Sを立ち上げました。

　高校で学ぶ英語が決して難しいものではないということを、そして、たとえ難関大の入試問題といえど決して歯がたたないものではないということを、ぜひ当塾で実感していただきたいと思います。